カニの蒸し方
まず始めにカニを水でよく洗います。
汚れなど着いた状態で蒸した時、ひどい匂いがついてしまう恐れがあるので甲羅の外は丁寧に洗っておきます。
生のままカニを蒸すと蒸し器の中でカニが暴れてしまうことがあるため、カニが生きている時は活け締めをします。
真水に30分位つけるか、あるいは、凍らない程に冷蔵庫に入れてカニを活け締めします。
また、まだカニが生きているかわからない時は、輪ゴムや紐などでしっかり結んで下さい。
あまり動かないカニでも、急に蒸すと自分で足を切り離すことがあるためです。
ここまで来たら、蒸し器にお湯を入れ沸騰させます。
沸騰したら、甲羅を下にして蒸し器の中に入れます。
カニは体内に塩分があるので、毛ガニ以外は塩分を加える必要はないです。
カニを入れたら、中火からやや強火位に火加減をします。
甲羅の色が鮮やかな赤になれば、蒸し上がったと思っても大丈夫です。
蒸し上がったら蒸し器からカニを取り出し、そのまま自然に粗熱が取れるのを待ちます。
ゆっくりと冷ますことで身が硬くなるのを防ぐことができます。
粗熱がとれたら蒸しガニのできあがりです。
タラバガニを蒸す時のポイント
タラバカニは他のカニに比べて大きいので蒸し器に入らない時は足を切り離して別々に蒸しましょう。
足の関節部分にハサミや包丁を入れると、楽に切り離すことができます。
また、全般的にタラバガニのカニみそは食べないとされているので、タラバガニはみそが身につくと味が変わってしまうので、蒸す前にみそをなるだけ取り去りましょう
蒸し時間は約20分程ですが2kg以上のタラバガニは約30分位かかることがあるので20分を超えたらこまめに様子を見ましょう
毛ガニを蒸す時のポイント
毛ガニはお腹側にある「ふんどし」をちょっと開いて、開いた部分に少量の塩をぬりこんでおきます。
塩を加えることで肉に甘みが増すと云われています。
また、毛ガニは身が柔らかいので、蒸す前に少量のお酒をお湯に加えることで柔らかい身を引き締めることができ、臭みや雑味を消すことができます。
蒸し時間は約15分～18分です
ズワイガニを蒸す時のポイント
大きなオスガニ（松葉ガニ）の時は蒸し時間約20分
小さいメスガニ（せいこガニ）の時は約10分～15分
長く蒸し過ぎると身がボソボソになるので、特に小さいメスガニを蒸す時には注意しましょう
ワタリガニの蒸し方
